自分づくり

たびたび説教くさいことばかり書いてる村上です。

あるところに,「自分さがし」はいいから「自分づくり」をしなさい,と書いてました。これには思わず頷いてしまいました。前々から自分さがしという言葉には,いまいち積極性が感じられなかったので・・・当然,「自分」はいつまで経っても未完だと思いますが,常に未知の部分に挑戦していき,自分と対話することによって,昨日よりは少し立派な自分がいるのではないでしょうか。

最近思いますが,楽をしようとする学生がいてもあまりそれに目くじら立てないようになりました。学ぶことの意義を十分につかんでいない学生に声を荒げても本人には何もメッセージが届いてないように思えるからです。薄情ですが,別に楽してもいいと思ってます。楽して困るのは我々教員ではなく,結局本人なのですから。百歩譲って楽して単位が取れたり,卒業できたとしても,その人には楽した分の実力しかついてないと思います(要領はいいのかもしれませんが・・)。
楽してる人を怒るのではなく,「努力の量はそのまま未来の自分に返ってくる」ということを理解してもらうように諭すしかないと思ってます。諭すのであれば我々教員も快くメッセージを発することができます。今度からそうしようと最近思うようになりました。

さて,多くの学生は本当に努力してます。新潟大学の学生はかなり優秀です。皆さん自身をもって「自分づくり」に励んで下さい。