沖縄について関心を持ってます

(いきなり政治ネタですみません)
振り返ってみると,沖縄に関して関心を高めるきっかけになったのは「沖縄行きの(飛行機)チケットはなぜこんなに安いのだろう」という疑問をもったことでした。やはり基地負担を考慮して,日本政府が沖縄振興策の一環で補助金を出しているのかな?などと考えておりました。
ちなみに,チケットが安い理由はこの本に書かれていました。
沖縄から貧困がなくならない本当の理由 (光文社新書) 樋口耕太郎著
 
さて,沖縄に関する上記の本を読んでいて,気になることを知りました。それが沖縄の埋立事業です。おそらく一般国民は「辺野古でけしからんことが行われている。貴重な海辺の生態系が破壊されている。」という認識ではないかと思うのですが,実は我々が知らない埋立事業は沖縄の中に他にもあるという事実です。それらに対する反対の声は聞いたことがありません。しかも,辺野古に反対するということは普天間基地の移設を遅らせるだけであるということも我々の認識にはないと思います。こんな構図があることをマスコミが伝えていないことを知りました。やはり,沖縄に関する情報は偏向しているのです。誰かにとって不都合な情報はあえて無視されているのだろう,と思わずにはいられません。
探してみるとこんなサイトがありました。
 
辺野古だけじゃない「沖縄の埋立事業」辺野古の倍以上の埋立も!?
 
辺野古移転の反対を理不尽に正当化する理由なき反抗
 
沖縄に関する世の中に出回っている記事,論評の中には偏向しているものが多く,沖縄に関して正しい認識をもつのはかなり難しいと思っています。何かにつけて沖縄は被害者である,という論調のものがほとんどかと思います。
ただ,私としては一人でも多くの市民(沖縄の方々だけではなくそれ以外の多くの方々)が正しい認識をもち,真にフェアな感覚で沖縄のことを考えられるようになることを切に願っています。
 
最後に,今回のようなことを書くとマスコミはけしからん,と思う人もいるかと思いますが,だからといって新聞を読まなくていいとかニュースは見なくていいというものではないだろうと思っています。短絡的に切り捨てるのはおすすめしません。マスコミ発の情報に全く価値がない,ということはないと思います。重要なのは自分の中にバランスというか軸を持つようにすることだと思います。それは一朝一夕にできることではないので,やはりいろんなことに関心を持って日々過ごすことでしかそれは養われないだろうと思っています。
(村上)