6/22〜23に一泊二日で群馬県に行ってきました。
『持続可能な森林経営演習』です。
今年はFSCのFM認証を取得している東京電力社有林「尾瀬戸倉山林」を見学することになりました。
群馬県といえば村上研出身者が多く働いてるエリアでもあります。
・・と言うことで,今回その他の見学先を探すため,卒業生に相談させていただきました。
22日の午前中に訪問したのは,「赤谷の森」です。ここは国有林ですが,赤谷プロジェクトという自然復元の試みが取り組まれています。
赤谷プロジェクトは千木良くんに紹介してもらいました。
カラマツ林における広葉樹再導入の試みについて,藤澤所長(赤谷森林ふれあい推進センター)の説明を受けているところです。
午後は渋川市に移動しました。渋川広域森林組合と言えば,高橋くん。
高橋くんは所用で同行できませんでしたが,上司の加藤参事に案内していただきました。
ここの林業専用道は群馬県初のものとのこと。現場で確認すると作業道との違いはあきらか。
23日午前中です。メインである尾瀬戸倉山林です。
室内でFSC取得の経緯などについて説明を受けた後,現場見学となりました。
カラマツ林分に敷設した大橋式作業道について説明を受けました。実際,大橋慶三郎氏にこの現場を見てもらいながら路線を作っていったとのことでした。
ブナ植林地の様子。林冠はうっ閉状態にあるので,間伐を入れた方がいいのかもしれません。
尾瀬林業事業所(東京パワーテクノロジー)の清水所長,中馬さん,西廣さんには大変お世話になりました。
今回,時間の都合からカラマツ林施業地,ブナ植林地のみの見学でした。
尾瀬エリアに行ったからには尾瀬ヶ原や尾瀬沼も是非訪れてみたい場所です。
それについては次回以降ということで。
今回は実に有意義な二日間でした。
村上