大学教員としての自分がやりたいこと

前回の記事で「やりたいこと」ということがありましたが,
そのことを自分に問い掛けますと・・・・
私が大学教員としてやりたいことは
「みんなを立派な納税者にする」ことです。
 
何それ?
って感じかもしれませんし,納税って言うと,政府の回し者?
って感じもあるかもしれません。
 
落ち着いて考えてもらいたいのですが,
卒業して働くということは,通常はどこかの組織に属してお給料をもらう
ということかと思います。
給料をもらう立場になれば源泉徴収というかたちで所得税や市県民税を払うことになります。
これで皆さんは立派な納税者です。
 
税金って何に使われてるんだろ,とあまり考えた事もないかも知れませんが,
我々の生活全般は税金が元になっているものが多々あります。
それこそ国立大学は運営費交付金というかたちで文科省経由の予算がきているわけで,
それだけ取ってみても税金抜きには大学での学びもままなりません。
 
税金を納めるということは社会参画そのものであり,
ひろくみんなから集められた税金によってこの社会が回っているのは間違いないです。
その一部は新潟大学のために使われると思えば,納税は後輩のためという理屈も成り立ちます。
 
このブログを読んでくれている卒業生の皆さんも今は立派な納税者かと思います。
今後も引き続き社会に有為な人材を送り出していけるように頑張っていかないといけませんね。
 
(村上)