写真測量学会

村上です。更新がちょっと滞っておりました。
一週間前になりますが,5/19〜20に写真測量学会が東京で開催されました。
今回は「UAVが撮影したステレオペア画像を用いたブナの樹高推定」というタイトルで口頭発表を行いました。土岐さんの卒論がベースの発表内容です。
今回印象深かったのはUAV(ドローン)ですね。UAVに絡む発表があり,UAVのサービスを展開しているベンダーがあり,さらに学会としてUAVに関して安全運航に関する手引きを披露する,という,重層的にUAVに言及されていた感があります。


あとは・・・MMS(Mobile Mapping System)でしょうか。
UAVに搭載することを想定した小型のレーザもありました。
三次元リモートセンシングがしばらくはホットな話題になりそうです。
森林においても,三次元情報は資源情報の的確な把握のためなどにおおいに活用できます。
geo研としても,近年非常に意識しているキーワードです。
今後も三次元情報の取得に積極的に関与していきます。


最も印象深かったのは,野田佳彦元首相による特別講演です。非常に楽しい一時間でした。
何百人も集まっている会場ではありませんでしたが,野田元首相は来てくれました。
学会関係者に野田氏と同じ高校の出身の方が複数おられて,実現にこぎつけたそうです。
政治家の声を直接聞くと,政治を身近に感じられるのだな,と思いました。仕事がある中ではなかなかそうした時間を皆が確保するのは難しいですが,その人がどのような思いで政治に関わっているのか,耳を傾ける努力を我々有権者はしないといけないのかもしれません。


例年に増して中身の濃い2日間でした。