航空機LiDARデータを用いた海岸林の林文構造の把握

小泉は、何をやっているのか?
 地理空間情報学研究室4年の小泉です。本ブログの投稿について至らぬ事が多々あるかと存じますが、宜しくお願い申し上げます。私の投稿ポリシーは、研究に関連する事柄を書いていくという至って変わり映えのないものです。というわけで、卒論の研究を紹介します。
 
 表記は、卒論の題名です。これは、私が、ランドスケープの景観解析の要望を言い、却下された後、先生から、テーマを依頼され、私が、承諾したという経緯の上に決めました。表題について航空機LiDARは、レーザ計測の一種ですが、レーザ技術は、自動車において、衝突回避装置として、利用されている通り汎用性の高い技術と思われます。


技術は使われてなんぼ。製品は売れてなんぼ

ある人が「技術の普及を長所として挙げる事はおかしい」という意見表明をゼミ中されたのですが、製品は技術に基づいて製品化されるという性質上、当然と考えられます。不便か便利かを決めるのは利用者であり、誰も使いたがらない技術に基づいた製品から、素晴らしいものが作られるという可能性は低いと考えられます。それについて言えば、人に使われてなんぼの世界と考えるのが最もリスクが低いです。(リスク:(ここでは)発想や手法から、商品を生み出すこと)要は、顧客の為に製品を作り、市場に出す事は、至極当然のことです。

自身の卒論で扱われる技術やその技術を用いた製品に対し関心を持ち、実際の使われ方を明確にする行為自体、実践的な研究に取り組む上で極めて健全であり、その行為に水をさす批判は的外れに思えます。

LiDARデータ
 例えば、とある理系雑誌によれば、LiDARデータについていえば、建設、生命科学、機械の分野などで広く利用されているそうです。具体的な利用状況についていえば、第一に、建設の現場において、施工の進捗状況に応じて編集でき、現場の状況を3次元化などして、状況把握を容易にする事が考えられます。要は現場の作業について作業に当たる方々の状況把握を容易にし、状況に応じた進捗管理の実現が可能になるそうです。