航空機LiDARの点群密度データを用いた衛星画像処理ソフト利用の一例

小泉です。
前回は,IMUという姿勢制御装置,GPS,Computerが航空機LiDARの中で重要なハードウェアだよという動画を紹介しました。今回は、画像解析ソフトの機能をちょっとだけ紹介できたらいいなと思います。今回は、航空機LiDARという航空機計測の一つの画像データを用いて、3D表示に挑戦しようと思います。



以下のようにERDAS Imagine2014を使うと、航空機LiDARの点群密度データに対して、適当な場所を指定できます。




次に、3D表示の機能を選択することで、以下のように立体図が作れちゃいます。(ここでは縮尺を初期値のままで表しています)

企業説明会を踏まえたERDASの利用の感想は、以下の2点につきると思います。



1.ここでは紹介しきれないほど機能がある。中でも3D画像は、あたかも現場に行ったかのように感じられ、世界が広がる。
2.画像技術の幅は広く、例えば3D画像は、建設、建築の業界を中心に、利用されている通り、社会で役に立っている。
3.ERDAS Imagineのほかに,Terrain,Merrick,GeoDigitalという海外の競合企業から航空機LiDARに特化したソフトウェアが出ている中で、大学法人で利用されているという実績が存在する

これらより,ERDAS Imagine2014は、汎用性が高く、航空機LiDARデータの企業や公共団体の利用を念頭に置いた本邦の研究に有効といえるでしょう。
この記事を通して皆様が航空機LiDARデータに対して、益々理解を深める一助となり、情報共有の促進の実現に資する事になればうれしい限りです。

これにて投稿を終わります。長文、乱文ですので大変失礼致しました。