エクスカーション of ACRS2013

村上@バリ島です。
エクスカーションに行ってきました。
地元のツアー会社を通して何種類かのエクスカーションが用意されていたのですが,その中からRice Basketという名前のツアーに申し込みました。
どんなバスで行くのかなぁ,と思っていたらこの日のこのツアーへの参加者は5人という極めて小規模なグループで少々あっけにとられました。
まぁ,結果的に5人というこじんまりとしたグループ構成がツアーをフレンドリーな雰囲気で包み込んで,とても満足した一日となりました。
5人の構成は,タイ人の母娘,フィリピン人,アメリカ人,日本人(私)でした。
それに,現地のガイド,運転手2名が加わって合計7人の旅でした。
いやー,それにしても英語を聞ける,話せるは本当に大事だと思いました。何とかギリギリ会話についていけましたが,まだまだだなと痛感しました。全ての日本人がしゃべれる必要はありませんが,大学生はしゃべれる人になってほしいと思います。国際的に情報を発信していくんだという気概を持ってほしいですね。
さて,アメリカ人がまた面白くて,なんと九州に住んでいたことがある,というからびっくりです。お父さん(もしくは自分?)が宣教師だったみたいで,いろんな都市を転々としたことがあるようです。"Kokura","Yahata","Ibusuki"とか九州の地名に詳しく本当に驚きました。ちなみに私は生まれたのが小倉(北九州市)です。日本語もかなり上手にしゃべれる人で,人生にはこんな面白い出会いが偶然あるんだなと感心しました。

さてさて,写真をたくさん撮ったので紹介します。


ジャワ島ののどかな農村風景です。青々とした田んぼを見てると,なんだか日本と変わらないなぁと思います。


島内のいろんなところにヒンドゥー教のお寺があります。小規模なものから大きなものまで様々です。ガイドの人の話だと4種類に分類されるようです。ちなみにインドネシアといえばイスラム教なのですが,ジャワ島は歴史的にヒンドゥー教が根付いてます。


棚田(rice terrace)です。ジャワ島の面積は新潟県の半分ぐらいなのですが結構標高差があります。最高点は3000mを超えます。中山間地には美しい棚田がひろがってます。こんな景色が海外で見られて幸せです。


こちらも同じくのんびりとした農村の風景です。


ブラタン湖という湖のほとりにウルン・ダヌ・ブラタン寺院があり,そこで撮った写真です。ヒンドゥー教の神様なのでしょうか。


昼食を食べた場所から見た風景です。こんな景色を眺めながら昼食をとることはなかなかないですね。


最後に訪れたタマン・アユン寺院です。1634年建立の国寺(Royal Temple)です。写真にある塔をメルゥというらしいです。この日はバリの祝日らしく多くの人がこの寺院を訪れてました。まるで日本の初詣みたいな状態でした。

バリ島の文化を感じることができた非常に貴重な一日でした。ACRSはリモートセンシングを勉強するだけでなく,お互いの文化を知ることもひとつの目的にしてますが,それを120%感じた時間でした。
バリ島に行く人はビーチだけでなく,是非現地の人の暮らしぶりの見える農村に足を運んでほしいと思います。