学を修めるとは・・

GW・・・特に出かける予定もないので気ままに過ごしております。
村上です。
司馬遼太郎の『峠』という本を読んでおります。
(皆さんがくれた本じゃなくてすみません・・・)
これは長岡藩の河井継之助について書かれた本です。とても面白いです。
まだ,半分も読めてないので,内容についてとやかく言える状態にはないのですが,昨日読んでる部分に印象的な内容がありました。

その内容を要約すると「学問とは立身出世のために行うのではない。学を修める機会を得た者は,それをひろく世の人々のために使わねばならない。」
「はっ」とさせられました。自分が論文を書くのは,自分の立身出世のため?皆さんが大学卒業,大学院修了を目指すのはより良い給料のため?
「頑張った自分にご褒美」もモチベーションを維持していくには大切ですが,自分が高める能力とそれがもたらす公益性についても是非考えてほしい。
報酬だけではない何かにも誇りを持って日々の仕事に取り組んでもらいたい,そんなことを考えたひとときでした。